自分のための雑日記

生活リズムも変わって、自分のために記録する雑日記

絵本「おばけかぞくのいちにち」感想

西平あかね作 絵本「おばけかぞくのいちにち」の感想です。

あらすじ

人間の子ども、さきちゃんとたろう君が眠ろうとしている時間、そのころ、おばけ家族にとっては、保育園へ向かうための準備の時間です。おばけの子、さくぴーとたろぽうは、人間が寝静まる夜に保育園へ向かいます。逆に、人間の子ども達が保育園で遊んでいる日中の時間は、おばけ達にとっては寝ている時間です。そんなある日、たろぽうは目が覚めてしまい、人間たちの世界に遊びに行ってしまうのでした。

感想

見開きのページで、人間の生活とおばけの生活が同時に進行していき、その対比が楽しめる絵本です。おばけのお父さんは、人間の時間の昼間に、仕事終わりのビールを飲んでいたりします(笑)。

絵は、全体的に柔らかい水彩で、おばけ達も、みんなかわいらしいです。また、おばけの世界の新聞屋さんは、夕方に新聞配達を行っていたり、小ネタがちりばめられており、絵本を読む子ども達も、「ここにはこんなことが書いてあるよ!」と隅から隅まで楽しめる作品です。

参考情報

この絵本は、『おばけの「さくぴーとたろぽうのおはなし」シリーズ』として、この本のほかに、「おばけのおつかい」、「おばけのコックさん」、「おばけのたんけん」、「おばけのえんそく」があるそうです。

書誌情報

  • 読んであげるなら

    3才から

  • 自分で読むなら

    小学低学年から

カテゴリ : 絵本
定価 : 1,100円(税込)
ページ数 : 32ページ
サイズ : 20×27cm
初版年月日 : 2006年07月15日
ISBN : 978-4-8340-2209-4
シリーズ : こどものとも絵本

おばけかぞくのいちにち|福音館書店 より

読み聞かせ時間(目安):5分程度