筒井頼子 作、林明子 絵、絵本「はじめてのおつかい」の感想です。
(うちの子ども(5歳)に、本棚の中から、好きな本を選んでと頼んだら、この本を選んできたので、本日はこの絵本の感想を書きます。)
あらすじ
主人公は5歳のみいちゃん、お母さんから「牛乳を買ってきて」とはじめての一人でのおつかいを頼まれます。はじめてのおつかいでは、ベルを鳴らして走ってくる自転車にドキドキしたり、さかみちで転んでしまい、お金を落としてしまったり、様々な出来事が起こります。さて、はじめてのおつかいはうまくいくのかな!?
感想
子どもに、一番印象に残っているシーンは、坂道で転んでしまうシーンと、お店の人が主人公のみいちゃんに気づいて、牛乳を差し出してくれるシーンなんだそうです。
色鉛筆による、柔らかいタッチの絵でありながら、いざはじめてのおつかいならではの数々の試練は、現実感があり、子どももドキドキ感情移入をしながら読んでいるようでした。
うちの子ども自身も5歳なので、「おつかい行けそう?」と聞くと、お店が近くなら行けるかなとのこと。頼もしいのやら、自分に都合のよいおつかいにしたいのやら(笑)。
書誌情報
読んであげるなら
3才から
自分で読むなら
小学低学年から
カテゴリ : 絵本 定価 : 1,100円(税込) ページ数 : 32ページ サイズ : 20×27cm
初版年月日 : 1977年04月01日 ISBN : 978-4-8340-0525-7 シリーズ : こどものとも絵本
読み聞かせ目安時間:4~5分