自分のための雑日記

生活リズムも変わって、自分のために記録する雑日記

絵本「ケチャップマン」感想

鈴木のりたけさんの絵本「ケチャップマン」の感想です。

ケチャップマンは、表紙にも登場している通り、ボトルケチャップに手足の生えたキャラクターです。
そんな彼は、彼にしかできない何かを探し、ポテトフライの専門店へケチャップ(自分の中身)を売り込みに行くも取り合ってもらえず、むしろ、人手が足りないということで、ケチャップマンは逆にアルバイトに勧誘されてしまいます。
それからは、彼の日常はポテトを揚げるだけの日々とりなりますが、
そんなある日、トマト頭のトメイト博士がお客として現れ、彼の日常は突如として壊されてしまう!?

荒唐無稽な主人公とトメイト博士、ただ、描かれる日常は人間臭さが漂っています。
登場人物は、ケチャップマンとトメイト博士以外は、普通の人間の姿で描かれていて、むしろケチャップマンとトメイト博士は、そんな人間社会に自然に溶け込んでいます。
そして、突如として起こる一大事!!

リズム感の良い文体に、うちの子ども達は楽しんで読んでいました。
文字数も少なく、小さい子でも飽きずに読み終われる長さです。

オススメの絵本の1冊です!

 

https://www.bronze.co.jp/books/post-116/
ケチャップマン
鈴木のりたけ

定価 1,078円(本体980円+税)
175×220mm 28P 上製 hard cover
ISBN 978-4-89309-610-4 C8771
発行年月 2015/11